ペルソナ～ブラウン×主人公～小説

ペルソナ～ブラウン×主人公～小説

すみません。遅気味過ぎで載っけてますｖというのか読む人がいるのかすら危ういので許して下さい(>_<)
結構、私にしては頑張ってるんじゃないかという感じで出来てます。これも昔に書いたものなので多少は
変な所あるかもしれませんが、読んで貰えると嬉しいですｖ今からでもブラ主を広めたいということで載
っけたんですが、好きな人はヨロシクですｖＨ省きとか書いといてそのまま載っけてるんでそういうのが
嫌いな人は読まないで下さいね★

上杉秀彦　×　主人公（名前　努（ツトム））

～ペルソナ～　　　　　－Ｂｒｏｗｎ－

－その日は雨が降っていた。

－タッタッタ………足音が聞こえる。
　…………足音がだんだん近づいてくる。

－ここは………？………。

－ガラッ！………
　戸が開く。誰かが入ってきた。

－「…………ん…………？……」
　オレは半分寝ぼけながら身体を起こす。

－そこにいたのはクラスメイトの「上杉秀彦」だった。
　オレは「ブラウン」と呼んでいた。
　「ここは…………？」
　オレはここに何故いるのかわからなかった。確か廊下を歩いていたという記憶が最後だ。
　「……保健室だぜ。」
　ブラウンは頭を掻きながら決まりが悪そうに、
　「………あのよぉ。……その……つまり……あれだよ……。………ツトっちゃんが歩いて
　たところに俺がぶつかっちまってよぉ……。そのままツトっちゃん、倒れたってわけ。ごめ
　んなぁ……。マジで俺様もびっくりしたぜ…。なんたって動かないんだもんなぁ……。死
　んでんのかと思ったぜ。」
　ハハハと笑いながらブラウンは言う。
　「………まあ、わざとじゃないから仕方ないよ。
　オレは、ブラウンを見ながらハッとした。ブラウンの後ろにある時計が四時を指していたか
らだ。そんなオレを見てブラウンも後ろの時計を見る。
　「……あ……。そうそう、もう授業終わったんだぜ。なんかよう、悪ぃことしたなって思ったか
　ら普通は取らないノート、取っといたんだぜぇ。ほら、ツトっちゃんのノート。」
　と、ノートを、オレの前につき出す。
　オレはノートを受け取った。
　「……ありがとう。」
　「…いやいや、俺が悪ぃんだし、まっ、いいってことよ。」
－………………………………………………………………………………………………
　………………………沈黙している。
　先に口を聞いたのはブラウンだった。
　「なんか暗いぞぉ。なんか話そうぜ。」
　「何を……？」
　「…………あのなぁ。……そういえば、身体大丈夫か？何か、怪我してたらいけねぇし。」
　「ん？……ああ。なんともないよ。」
　と、オレはベットから降りようとした。
　「……痛っ………。」
　身体を動かそうとした瞬間、足が痛んだ。
　「だ、大丈夫か？やっぱりけがしてんじゃないかよ。」
　ブラウンは慌てて、オレに近づいてくる。
　「いや…………わからなかったから……。」
　オレは足を押さえながら言う。
　「……でも、別にすごく痛い訳じゃないし、大丈夫だよ。」
　オレの言葉に少しホッとしたみたいだが、
　「でも、歩けねぇんじゃねぇの？家まで送るぜ。一人で帰すの危ねぇし。」
　と、オレのことを心配して言う。
　「悪い。なんか気ぃきかして……。」
　「何言ってんだよ。もともと悪ぃのは俺様だろぉ。」
　と、笑いながらいった。

－帰り道－

－オレはブラウンに肩をかしてもらいながら歩いている。
　………やっぱりオレ達は沈黙していた。
　やっぱり先に口を聞いたのはブラウンだった。
　「……あのよぉ……。なんかしゃべんない？」
　オレを横で見ながらブラウンが話しかけてくる。
　「……ん～……。別にしゃべることなんてないけど…。」
　そんなオレを見て、
　「はぁ……。何でそんなにさめてんの？そんなんじゃせっかくの青春も台無しだぜぇ。もっと
　楽しまなきゃ。」　
　と、うんうんうなずきながらブラウンは言う。
　その言葉にオレは、
　「バカみたいに……？……」
　と、言い返した。
　「ばかぁ？そりゃ大人から見たらそう思うかもしんねぇけど、でも大人になったら二度とこんな
　ことできねぇんだぜ？後で後悔するよりゃいーんじゃねえの？それに俺様達は子供なんだ
　し先のことは後々考えりゃいいじゃん。今だよ今。」
　と、ブラウンはオレに言う。
　「……オレは……どうなんだろ……。」
　考え込むオレに、
　「そんなに悩むことでもないんじゃないの？気楽にいこーぜ、気楽によ。」
　と、オレの肩をポンッとたたく。
　「そうだな……。」
　「……そういえば、前から気になってたことがあったんだけどよぉ。ツトっちゃんいつもさめてん
　けど好きな奴っていんの？」
　突然ブラウンが意外なことを聞いてきた。
　「……別に………いないけど……。」
　オレは正直に言った。
　「え～～。やっぱりいねーの？」
　ふーんとブラウンは何やら考え込んでいる。
　「じゃあさぁ。俺様ってどう？」
　オレはよく言葉の意味がわからず、首を傾げた。
　「…………………？」
　そんなオレを見て、
　「だからぁー、あれだよ。つきあうとかそうゆーやつ。」
　「…………ああ、今つきあってんじゃん。」
　………ブラウンは流し目でオレを見ながら、
　「意味が違うだろぉ、意味が……。」
　と、言ってくる。

話しをしている間にオレの家に着いた。

－家－

「ただいま。」
　「……あ。……おかえりなさい。」
　帰りがいつもより遅いオレを心配して母さんが出てきた。
　「…あれ？そっちの人は？」
　母はブラウンに視線を移す。
　「ん？ああ、クラスメイトの………」
　ブラウンがオレの言葉をさえぎり、
　「上杉です。お姉さん。」
　と、言った。
　「え？」
　オレと母はブラウンの言葉に苦笑した。そんなオレ達を見て、
　「…………何か変なこといった？」
　と、オレを見る。
　「姉じゃないよ、母なんだ。」
　オレの言葉に、
　「え～。嘘だろー。だってこんなに若い親なんて…………いるか………。」
　はぁ、と、ため息をつきながらいった。
　「ありがとう。ほめてくれて。………そういえば今日どうしたの？帰りが遅かったけど。」
　母が聞いてくる。
　「ああ。少し足捻ったんだ。だから学校で休んでただけだよ。」
　そう、と母は安心したようだ。
　「それに、この歳になって遅く帰るなんてざらだろ？」
　「そうね。こんなところにずっと立ちっぱなしもなんだから部屋に上がったら？上杉君も一
　緒に。後で夕飯が出来たら呼ぶからそれまで話でもしてなさい。」
　え？でも、とブラウンはオレを見た。
　「食ってけよ。」
　と、オレは言った。

－部屋－

「なあ。よかったのか？」
　ブラウンが部屋に入るなりオレに言ってきた。
　「なにが？」
　「だからよぉ。足のことちゃんと言わなくて。」
　「ああ。別にそんなこと気にしてないし、母さんもそんなこと気にするような人じゃないから。」
　そんなオレを見て、
　「いい奴だな。ツトっちゃんは。」
　と、言った。
　「そういえばいいのか？電車の時間。」
　「ん？ああ、終電まだだし大丈夫だよ。」
　と、いいながらオレの部屋を見回している。
　「それにしてもいい部屋住んでんなぁ。俺様の部屋なんてエアコンとかテレビなんてついて
　ねぇぜ。」
　「ああ。それ貰い物なんだ。なんか親戚の人で外国に行くからって、いらなくなったみたいで。」
　へぇ、と、うなずきながら言った。
　「そういえば、さっきの続きだけどよぉ。俺様にしない？」
　「………は？何が？」
　ブラウンがまた言ってくる。
　「だから～、おまえなぁ。これ言ーの結構疲れるんだぜぇ。わかってんだろ？」
　わかっているけどあんまり考えたくなかった。
　「でも、オレは男だぞ？普通は女と男なんじゃないのか？それにおまえはオレじゃなくても女
　友達たくさんいるだろ？」
　………そうオレじゃなくても…。
　「あのなぁ、俺様はツトっちゃんがいいの。ツトっちゃんじゃなきゃ意味ないの。わかった？」
　ブラウンが乗り出して言ってくる。
　「わかったって……オレはだから男だっていってんだろ？」
　…………ブラウンがオレに近づいてくる。
　「で、どうなんだよ？」
　オレはブラウンを見上げながら、
　「何が？………」
　と、言った。
　………………………プチッ
　「マジキレたぜ。わかってんのにじらすなよ。」
　と、言ってオレの襟首を掴む。
　「………な……。」
　ブラウンの顔が近づいてくる。その顔がだんだんオレの顔に近づいてきた。
　「………ん………！」
　ブラウンがオレにキスをしてきた。
　（…………な………舌……………………？）
　「……………んん…………！」
　逃げようとしても、オレの方が力が足らず、逃げられない。
　ブラウンの唾液がオレの口に流れ込んでくる。
　オレは苦しくなって、ブラウンを突き飛ばした。
　「………はぁ、……はぁ、な…に……す……。」
　唾液を拭きながら、オレはブラウンに言った。
　「……ツトっちゃんがいけねぇんじゃねえかよ。」
　「……………はぁ、………オレが……………はぁ、…？」
　「じらすからだろぉ。それに俺様今のでツトっちゃんと犯りたくなっちまった。」
　と言い、またオレに近づいてくる。オレは迫ってくるブラウンから逃げる。
　「逃げなくてもいいじゃん。別に取って食うわけじゃなし。」
　「それと似たことするんだろ。」
　いいながらオレは、ブラウンを見る。
　「つめてぇなぁ。……別にそこまでしねぇよ。」
　と、睨んでいるオレを見ている。
　「……………………。」
－またオレ達は沈黙している。両方睨みながら。
　オレは、少し隙をつくってしまった。ブラウンがその隙をみてオレの両手を掴む。
　「……………な……！……やめ………！………」
　ブラウンはそこにあったベルトでオレの両手を縛る。オレはそれでも、できる限
りもがいた。だが、やっぱり力負けしてしまう。
　「…………はぁ、…はぁ、……これで抵抗できねえだろ？」
　ブラウンはオレを見ながら微笑んでいる。オレは睨んでいる。
　「こんなことして何が面白いんだよ。」
オレは腕をブラウンに掴まれながら言う。そんなオレを見て、
　「かわいいなぁ、ツトっちゃんは。」
と、からかいながら言ってくる。
　「なにがだよ……。」
オレは、怒り口調で言った。
　「ふーん、そんな反抗的に言ってもイーの？この状況で。」
と、オレの両手を上にあげる。そして、オレの服を脱がしていく。
「……な………ブラウ………！…………」
 「あんま声出さねぇ方がいいんじゃねえの？誰か来ても知んねえぜ。」
言いながらオレの首筋に顔を近づけてくる。 
「………………あ……なにす………」
－…………………………ゾクッ！！
「…………あ、…………ブラウ……！……」
オレはもがく。
「ツトっちゃん、往生際が悪いぞぉ。それになんだかんだ言って感じてん
じゃん。」
と、オレの胸元に口付ける。そして、×××を舐めた。
「……………！！……………っ……や……！……」
オレは何も出来ずただ言うしかなかった。それでもブラウンはやめようと
しない。だんだん、オレの×××にブラウンの手が迫っていく。ブラウン
はオレのズボンを手際よく脱がし、その手が×××に触れた。
 「…………あ…………どこさわって………！」
オレは身体を起こそうとしたが、ブラウンが邪魔して起きれない。
 「ツトっちゃん、感じてんだろ？素直になれよ。イかしてあげるからさ。」
上機嫌のブラウンがオレの×××を握る。
－………………………………ビクッ！！
 「………………ん………！…………ひっ………！！」
オレの足が跳ねる。………ブラウンはだんだんとそれを強くしていく。
 「……………………………！！」
－…………はぁ、………はぁ、…………はぁ、………………
 「……………あれぇ、………ツトっちゃん、………もうイッちまったのかぁ？」
オレはその言葉に何も言えない。そんなオレを見て、ブラウンはオレの××
×を口の中に入れた。
 「…………あっ…………も…………やめ………………はんっ………」
涙が頬を通る。
　ブラウンは口の中の×××を舌で舐めながら自分のズボンを脱いでいる。
 「………………な……………！ブラウ……はぁ、………何し………？」
オレの問いにブラウンは、
 「だいぶここも解れてきたことだし、もうそろそろ良いんじゃねえかと思って
………………。」
ブラウンはオレを見て、笑いながら言う。
 「……………それって…………もしかして……………！？」
イヤな予感がした。その予感は当たっているとわかってはいたけど、認め
たくはなかった。
　次の瞬間そのイヤな予感が襲ってきた。オレの×××に、ブラウンの
×××が入ってくる。
 「…………あ、あっ…………ブラウっ………痛っ…………ああっ！！」
オレは痛さに耐えれずおもわず声が大きくなる。
 「…………はぁ、……………ツトっちゃん、…………大声だしたら……
………………やばいぜ……………」
そんなブラウンも声が大きくなっていることに気づいていない。
　それはだんだん激しくなっていく。オレの×××が熱い。
 「…………あ……も………だ…………め………変………な…り…そ……」
オレは耐えきれずブラウンを突き放そうとしたが、身体に力が入らない。
 「………ツトっちゃん、…………俺様……も………イク………」
………………………………………………………ドクンッ！！
 「あっ…………あああああっっ…………………………！」

「…………はぁ、…………はぁ、はぁ…………」
 「…………はぁ……………ツトっちゃん………可愛かったぜ。」
犯り終えたブラウンがオレの髪を撫でながら言う。
オレは、無言だ。
 「あれぇ、…………やっぱり怒ってる…………？」
ブラウンは少し「やばかったかな」という表情で、オレを見下ろしている。
そんな表情のブラウンにオレは、
 「当たり前だろ！」
と、怒鳴った。
 「誰がいきなり犯られてうれしいヤツがいるかよ。ふざけるな。」
不意に涙腺が弱くなって、涙がでてきた。オレはもう何がなんだかわか
らくなって、頭の中がグチャグチャだ。オレを見ていたブラウンが慌てて、
 「ごめん、ごめん……………だけどよ……………俺様……ずっとツト
っちゃんのこと………好きだったからさ……………」
泣いているオレの顔を手で拭ってくれる。
 「……そんなこと言ったって……ひっ…く…オレは男だって言っただろ。」
「別にいいよ。俺様はツトっちゃんが好きなんだから。」
 「…………よく……そんな恥ずかしいこと………ひっく……言えるな。」
ブラウンはニコッと笑って、
 「なっ、なっ。だからさぁ、俺様達付き合わない？少しでもいいからさぁ。」
　もう、さっきまでのことを忘れているかのようにまたブラウンはオレに
せまってきた………。だから、
 「…………………やだ………………………っていったらまた何されるか
わからないから………………いいよ。…………だけどこれでだめだったら
今度こそあきらめろよ。」
と、言ってやった。そしたら、
 「マジ？もう嘘って言ってもだめだかんなぁ。うっしゃ！サンキューツトっち
ゃん。それから、俺様諦めっつう言葉は無いんでそこんとこヨロシク！」
そう言ってオレの肩をたたく。
 「…………おまえ………もう………さっきのこと………忘れてないか？」
 「えっ？」っと言ってブラウンはオレの身体をまじまじと見る。「あっ！」
っとした表情で、手を合わせて「ごめん」と言う。そう言ってオレからブラウ
ンは、身体を退けた。

「でも。ツトっちゃんって初めてだった？……………もしかして………。」
服を着ながらブラウンがオレに話しかけてくる。そんなオレも服を着ていた。
その質問にオレは、
 「…………ブラウンは？普通は言い出しっぺからだろ？」
と、言い返した。突然のオレの言葉に、
 「え？俺様？………あんま言いたくねえな…………」
と、言った。言いたくなさそうなブラウンに、
 「まさか…………………初めてとか？」
 「なわけないだろぉ。そう言うツトっちゃんはどうなんだよ？」
 「え………？…………あ、……オレもあんま言いたくない。」
ハハハと苦笑して言った。

－母が呼びに来たのでオレ達は一階に行った。

－オレ達は食べ終わり、もう外も暗いと言うことでオレがブラウンを駅まで
　送るということになった。

「お邪魔しました。夕飯までごちそうになっちまって。」
　「いいのよ。また来てね。なんて言ったって努が友達を家に連れてきたな
んて初めてですもの。よっぽど仲がいいのね。あ、外暗いから気を付けて
ね。雨が降ってるみたいだから傘持って行きなさい。」
　「行くぞ。ブラウン早くしないと時間、間に合わなくなるぞ。」
オレ達は、駅まで少し早足で行った。駅に着く間、話をした。
　「なぁ。さっきおまえの母さんが行ってたことってほんとか？」
唐突にブラウンがオレに言ってきた。
　「……？………何が？」
オレは話を聞いていなかったので質問がよくわからない。
　「だからぁ、友達を連れてきたことないって。」
　「……ん、……ああ。そうだけど？」
問いがわかって答えた。
　「中学の時とか友っていなかったのか？」
　「…………いたけど？」
ケロッとしてオレは答える。そんなオレに、
　「普通、家とかで遊ばねぇか？ほら、なんかこう。」
よくわからないけどブラウンの言いたいことはわかる。
　「………………………もしかして………」
ブラウンは何か感づいたようだった。オレはブラウンに
　「そのもしかだったら？」
と、笑って言ってみる。
　ブラウンはオレの肩を自分に引き寄せてオレに二度目のキスをした。
今度は嫌がらなかった。オレ達はもう付き合っているのだから……。
－いつの間にかオレの手から傘が落ちていて、オレの手はブラウンの背に。

－雨はキスの間にやんでいた…………………………

－次の日にはまた違うことが待っている……………。そう、あの………。

H16.2.21

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